2015年8月2日は特別な日になった 
柴田 (30〜39才) @愛知県 8/6(木) 22:52:43 No.20150806225243
日時:2015,08,02(日)10:00〜14:30
場所:神子 わかめポイント
参加メンバー:酒井さん(リーダー)、青山さん、櫻井さん、柳原さん、菊本さん、濱田さん、柏木さん、村上さん、柴田
ゲスト:松様
天気:晴れ、北の風、微風、波うねり無し、後半表層流れ有り、気温33℃、水温28℃(表層)
人数が多く、伝馬船を併用。
ロープはCBS両端+フロート1本。
この日から神子に非常用のポケットマスクを準備した。

前日に引き続き松様がゲスト参加。すっかり無限に馴染んだ様子で、今後も是非継続参加頂きたい。(遠い、、、)
えびすやさんのお昼ご飯は豪華刺身盛りだったが、写真をupすると他のフリーダイビングチームが嫉妬で狂う可能性があるため特に秘す。
〈ターゲット〉
酒井さんCWT52mホワイト
青山さんCNF45mイエロー
柴田CWT40ホワイト
櫻井さんCWT38mホワイト
柳原さんCWT35mホワイト
菊本さんFIM32mホワイト
濱田さんFIM23mホワイト
松様CNF20mホワイト

〈レスキュー練習〉
ロープ3本に分かれてそれぞれ基本的な引き上げや水面でのレスキュー練習を行った。
柴田ロープでは、浮上に水面で吹き込みを必要とする想定で、ポケットマスクを使用するシミュレーションを行った。
•カウントダウン前にポケットマスクをケースから出して定位置に用意する
•カウントダウン前にポケットマスクを収納形状から使用形状へトランスフォームさせておく
•メンバーは普段からポケットマスクに触れて習熟しておく
等が大切であることを体感出来たと思う。
浮上選手が喀血を伴ってBOした場合に供え、初動のロスを極力無くせるように今後の練習に取り入れていくと良い。

〈デブリーフィング〉
•遊ぶ時と気を引き締めるべき時のけじめをつけ、特にターゲット時は緊張感をもって練習すること。
•水中カメラ等、勝手に潜行しない。
 ターゲット時は選手が予想外の事に動揺する。
 カメラの人の安全を確保する人員配置も必要。
 事前にリーダーに申告し、態勢を整えること。
•今日はベテランメンバーが多く、多人数の割に負荷分散出来て安心感があった。
 ただし、機材セットアップ時にターゲット順の早い選手が運動強度の高い種類のセットアップ作業をしている等、より高度に気を配るべき点もあった。
 ブリーフィング時にターゲット順序やサポート順序を負荷の大きさに絡めて打ち合わせる等、意識付けを強くしていくと良い。
•ブリーフィング時、個々の選手にとってのターゲット申告値のリスク度合いを把握する会話が不十分に思える。
 各メンバーは自己の限界やダイブプランを他人に伝える工夫をして欲しい。
 ターゲット申告用紙の運用が形骸化しないよう、オリジナルで作ってみるのも良い。
•この練習会ログにはその日のターゲット結果も載せていく。
 練習会リーダーは、各メンバーの実力レベルやスキルを伸ばすペースについて細やかに情報収集して練習会でのリスク管理を行っている。その情報源のひとつになっている。
•浮上時、人によってはロープから離れすぎていることがある。すぐにロープを掴んで体を保持するように癖をつけると良い。
•櫻井さんは他のメンバーがはしゃいでいる時も、自身は安全監督を怠らず、手薄なところへさりげなく滑り込むよう高度な気配りをしていた。
 見倣いたい。
•レスキュー練習時、「選手がサポートを全速力で振り切って浮上し、水面で単独BO」という複合的トラブルのシナリオで、船上にいた柏木さんが迷わず選手の髪の毛を掴む救助方法で気道水没,漂流を適切に防いだ。
 赤十字でも指導している方法の一つではあるが、有事に迷わずえぐりこむように実行できるのはやはり日頃からのたゆまぬドSな所業の賜物に違いない。
 おお、髪よ!


数日遅れで知ったが、この日、スペインの海でフリーダイビング界の女王ナターリアさんが行方不明となった。
潜行ロープやラニヤードは使っておらず、ノーフィンで-30〜40m深度のカレントに流されたと推定されている。
アレクセイさんのコメントは気丈だったが、誰もまさか帰って来ないほどに海を気に入るべきではない。
8/2は忘れられない日となった。


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