会員規約 第1条<本団体の目的> 今現在、フリーダイビング人口が絶対的に少ない現状の中、しかたなく行われる個人練習が引き起こす事故が増えている。それをできるだけ未然に防ぐためにも、フリーダイバーは相互の理解と協力が必要である。 よって本団体は会員に対してコミュニケーションの場を提供し、フリーダイビングの安全性を高めるための、正しい練習方法及び救助方法などに関する情報や安全に潜れるポイントなどを紹介し、フリーダイバーとして安全性に対する意識強化を図ることを目的とする。 第2条<会員資格> 1)本規約のすべてに同意し行動できる者とする。 2)必ず本人に入会の意志がある者とする。 3)ネット上で運営を行うため、原則として電子メールを送受信できる環境を持っている者とする。 4)ダイビング時における体調管理及び機材の点検等、危険を回避することに関して最大限の努力を費やすことができる者とする。 5)常日頃から健康管理に気を使い、定期的な健康診断を受けている者とする。 第3条<入退会について> 入会については、本規約のすべてを承認した上で、本団体が指定する項目<別紙参照>について嘘・偽りなく登録することによって入会できるものとする。また登録内容に変更が生じた場合は速やかに本団体へ連絡をするものとする。 退会については、会員が本団体の担当者へ退会する旨の連絡することにより、どのような場合であったとしても、本人の意思により自由に退会することができるものとする。 第5条<会員除名について>  以下の項目に該当する行為を行った会員は、いかなる理由があろうとも本団体から除名するものとする。 1) 本団体及び会員の名誉を毀損するような行為。 2) 本団体及び会員の著作権、財産、プライバシー及びその他の権利に侵害し損害を与えるような行為。 3) 本団体を利用した営利活動を行う行為。 第4条<会員が有する資格>  本団体に所属する会員は、本団体の提供する各種情報やメーリングリストを利用することができ、本団体が主催するイベントに参加することができるものとする。 イベント参加については原則として会員本人のみが有する特権とする。 第5条<イベントについて>  フリーダイビングをより安全に行うために、本団体がイベントを企画し開催する場合もある。その場合のイベント企画内容及び参加費用などに関しては運営側と参加側がお互い合意納得した上で開催されるものとする。 また、フリーダイビングは生命に関する危険を伴うスポーツであるが故に、本団体は本団体が企画するフリーダイビングイベントに参加することができる会員を、第6条及び第7条を理解し行動することができる者とする。 第6条<危険性の認識> 1) プールや海での素潜り、スキンダイビング、シュノーケリング及びフリーダイビングにおいて常に生命に関する危険が隣合せであり、事故が発生しない可能性がないことを認識している。 2) 人の動作や行動が常に予測、制御できるものではなく、事故が発生しない可能性がないことを認識している。 3) 本団体で得た知識の信頼性が全て正しいとは限らず、現在のフリーダイビングでは完全に信頼できる情報が提供されない可能性があることを認識している。 4) 自然現象は常に変化し予測不可能であり、それらの要因が招く事故が起こりうる可能性があることを認識している。 5) 運動能力はその日の体調により大きく左右されるため、潜水前には充分な睡眠をとる必要があることを認識している。 第7条<責任の追及> 会員は、本団体が主催する企画の全行程において、自らの過失によって招いたあらゆる事故、損害及び損失の責任が自己自身にあることを認め、本団体や他の参加者に対し責任がないことを認識し、損害賠償請求を行わない。 第8条<会費について>  原則として会費は徴収しない。  但し、イベントを企画・開催する場合に限り、開催する際にかかった費用の実費のみ、運営側とイベント参加者より平等に徴収するものとする。 第9条<本団体の位置付け>  本団体は非営利団体である。ゆえに本団体と会員との間に法的な契約は結ばれないものとする。 第10条<規約の変更について>  本規約は本団体の代表者らによって会員の承認を得ることなく、その内容を変更することができる。但し、第8条に関しては会員の承認を得るものとする。  なお、変更した本規約の内容は追って公開するものとする。 制定年月日 2001年10月1日