種別 | BO or LMC | BO |
---|---|---|
環境 | 日時 | 2011年4月3日16時00分頃 |
場所 | プール(50m×25m(10コース)×2.6m) | |
水温 | 28℃ | |
気温、室温 | 室温 30℃ | |
水質 | 透明度50m以上 | |
状況 | 練習内容(種目等) | ダイナミック |
事故発生タイミング | 練習中盤 | |
前日の睡眠時間 | 7時間 | |
普段の平均睡眠時間 | 7時間 | |
事故前の心境 | リラックスしていた | |
事故前の体調 | リラックスしていた | |
個人 | 普段の食生活 | 時間にばらつきはあるが、3食きちんと食べる |
定期トレーニング | 特になし | |
酒・たばこ | 酒1回/週、たばこなし | |
体格・性格等 | 176cm 62kg(かなり痩せ型)身長155cm,体重43kg,標準的体型 まじめ |
|
本人見解 | 事故までの経緯、練習内容の詳細、自分なりに考えた原因と反省点および今後の課題等 初めての記録会のわりに、終始リラックスして臨むことができたと思う。 潜水時も我慢している・苦しいという感覚はそれほどなく、思考内容についてもはっきりと覚えている。 1点普段と違うことは、競技開始時間を明確に認識しておらず、 潜水前に深呼吸を行う時間が通常より長かったこと(通常2分、今回3〜4分)。 少し体がぼーっとしていた気がする。過呼吸のような状態になっていたのではないかと思う。 反省点・今後の課題等:何が正しく、何が間違っているか自分で判断できないことが最大の原因と考える。 自分の限界も認識しないまま、軽い気持ちで行ったことも反省すべき点だと思う。 これから一つ一つきちんと学び、二度とこのようなことが起こらないよう正しい知識を習得し、 安全に、楽しく続けていきたいと思う。 今回はご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんでした。 |
|
サポート見解 | 事故までの経緯、徴候、事故後の対処、そのた他気づいた点等 ◆ジャッジの見解F11A選手とは初対面でしたので、普段の泳力はわかりませんでしたが、50mのターンをしてから、 プールサイドにかなり寄って泳いでいましたが、スタート及び50mまでの泳ぎに特に問題は 感じませんでした。浮上後、しっかりと姿勢を保持し、ジャッチと目を合わせてくれました。 しかし、遠くを見ている感じでSPの動作を全く始める気配が無く、そのまま後ろに落ちていく感じで 倒れかけました。気道は再度、水没していませんでしたが完全に意識を失っていたので、 セキュリティーに「上げて」と指示を出しました。少し意識を失った軽いBOだったと思います。 ◆セキュリティの見解<OT前> リラックスしているようで、時折普段とは違って緊張しているようにも見えた。 <潜水中>スタート地点から25mの併走を担当していたが、ターンまでは特に普段と 変わる点は感じられなかった。 自己ベストを考慮し、担当範囲を超えて後をついていったが、ターン失敗 には気づかず。(壁側にいたもう一人のサポートはターン失敗を確認) ターン後の泳ぎは、あきらかに不自然であった。 すぐにあがろうとプールサイド側に寄っていたが、そのまま上がるタイミング を迷って泳ぎ続けているように見えたので、少し警戒心を強めていた。 <浮上後>思ったより余裕のある動きでマスクをはずしたが、その後SPの続きを せずに二人のサポートの顔をゆっくりと首をまわしながら確認していた。 その後、くずれるように沈み始めたため、とっさに脇の下から体を保持 しようとした。しかし、顔が見れなかったのでBOの確信はもてず、気道も 水面上にあったため、少し観察をした。 その結果、再び力が入ることがなくBOの可能性大と判断し、同時にジャッジ からの合図もあったため体をしっかり保持させた。 回復はすぐであった。 <考察>〜BOの原因〜 以下の原因が考えられる。
|