LMC・BO体験レポート

※ 下記に記載されている事項について、その内容の誤りや不正確な表現などにより、 あなたまたは第三者が、有形・無形を問わずどのような損害を受けた場合であっても、 本団体および下記に記載している事項の作者を含め、何人も一切の責任を負いません。

レポート

種別BO or LMCBO
環境日時2012年7月16日14時20分頃
場所プール(25m×13m×1.4m)
水温31℃
気温、室温気温 30℃を超えている 正午頃よりかなりの暑さ
水質良好 透明度25m以上
状況練習内容(種目等)ダイナミック
事故発生タイミング競技中 90m泳いだ辺り
前日の睡眠時間7時間
普段の平均睡眠時間7時間
事故前の心境過緊張
事故前の体調普通
個人普段の食生活1日2〜3食 1回量普通 偏食なし
定期トレーニング特になし
酒・たばこ機会飲酒 喫煙なし
体格・性格等156cm 46kg
神経質な部分と大雑把な部分があり、極端な性格
本人見解

事故までの経緯、練習内容の詳細、自分なりに考えた原因と反省点および今後の課題等

初めての大会出場であり、かなり緊張していた。
同日10時12分にSTAの競技があり、結果4分11秒であったが、2分経過の時点から苦しく、 まずここで無理をしてしまったと思う。
そのせいか、DYNの練習の時は、普段苦しくなる50m時点での苦しさを一切感じなかった。
競技前の練習では50mを2本、60mを1本行う。
今回は100mが目標であった。
練習では90mしか泳いだ事がなく、多少不安はあったが、競技前の練習 でよい感覚を掴んだ為、とりあえず75mでのターンの状態で100m泳ぎきるか、90mでやめておくかを判断 しようと思った。
競技が始まり、75mのターンで苦しさを殆ど感じていなかったので、「100m泳げる!」と判断してしまった。
しかし75mのターンからしばらく泳いで以降の記憶はなく、その後の状況については下記の見解の通りである。

原因としては、STAで無理をした事、もしくは競技前の過度の深呼吸によるCO2分圧の低下(ハイパーベン チレーションになっていた可能性あり)、また泳いだ事のない距離への挑戦(自分の限界を超える)、などが 考えられる。

尚、代表へ報告したところ・緊張による酸素消費量の増加 ・緊張による苦しさの麻痺 ・以上2点の潜水 計画への反映漏れ(不足) が原因ではないかというアドバイスを頂く。

今回皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。そして引き上げて頂いてありがとうございました。

サポート見解

事故までの経緯、徴候、事故後の対処、そのた他気づいた点等

サポート見解

90mくらいから急に動きが止まった。腕はまっすぐに伸ばしたままであった。このままいくと壁 にぶつかりそうであった為、「上げて!」と言った。BO前に息を吐いたかどうかは覚えていない。

セキュリティ見解

75mのターンの時点では普通であった。

見学人見解

サポートとほぼ同様であるが、相違点は、動きが止まってから身体がバランスを崩し、沈ん でいくように見えた。誰が見ても明らかにBOであった。息を少し吐いたような気もするが、はっきり覚えていな い。