無限人体実験部 | |
柴田 (30〜39才) @愛知県 | 9/28(火) 00:03:14 No.20100928000314 |
日時:2010,09,25(土) 10:00〜14:00 場所:神子 わかめポイント 天気:晴れ 海況:台風12号の影響か北の風が強く、波は0.5m程度しかないが、表層流れが強かった。 透明度:10m 水温:27℃(表層) 参加者:竹之内さん(リーダー),小林さん,柴田(サブリーダー) 神子にしては風が強く、様子見のため出港を1時間延期したが、結果的にあまり意味はなかった。 「まぁ、大会ではこのくらいの海況は当たり前なわけだし・・・」 等と言いつつ出港したが、練習船上で潜行ロープ等を準備するうちに、早々と柴田は船酔い。 ともあれ各自3本程度のウォーミングアップ。 柴田「大丈夫ですよ」等と言いつつ船の反対側でこっそり吐く。 ターゲット結果 柴田 CWT-49m 達成 小林さんは耳抜き不調のためターゲット棄権。 竹之内さんは、ターゲットの代わりに、高深度下における耳抜きロックの原因調査として、-30〜-35m程度で実際に耳がロックするところまで潜り、何が起きているかを確認する練習を3本実施。 (間に船上での水面休息=ごろ寝を挟み、体への負担に配慮。) 柴田誰にも気づかれず静かに吐く。 レスキュー練習は、基本のラニヤード解除を行った。 特に、最近散見されるラニヤードトラブルの特徴として、外れて欲しくない時に外れる場合が多い事もあり、引っ張ってもがいてみるという動作も確認してみたが、特に何も異常は生じなかった。 柴田「ちょっとすみません」などと言いつつ船の後ろに泳いで行って吐く。 その後の自由練習では、小林さんが耳抜き不調で潜らない方が良い状態でもあった為、深度は20m以内とし、竹之内さんと柴田の二人で回した。 柴田ところ構わず吐く。周囲を嬉しそうに泳ぎ回るイシダイ幼魚が心なしか増えた。 次の日も練習実施予定ではあったが、波・風が強く、器材を練習船上に残しておくことに不安を感じたため、いったん全ての器材を陸揚げした。 柴田身も蓋もなく船べりにかじりついて吐く。 <デブリーフィング指摘事項> 安全面としては、-45m程度にホイホイ潜れている人にとって、-35m×数本が体への負担としてどの程度の物か、という議論があったが、十分な結論には至らず。 筋肉の疲労や、呼吸の苦しさは、主観的な余裕が十分にあれば、経験豊富な選手+バディにとっては、さほど問題にならないと考えられる。 しかし、潜水病の恐れについては、限界を自覚できない(自覚症状が出てからでは遅い)ため、水面休息時間をとる以外に対処法が無い。 しかも、このようなフリーダイビングでの水面休息時間の妥当性について、臨床試験的な裏付けは無さそう。 あまりグレーなゾーンに踏み込まない為に、練習内容が安全かどうか、常によく考える必要があると感じた。 その他、技術論等。 竹之内さんの耳ロック原因は、マスクブロー不足によって軟口蓋が鼻腔側に張り付いている可能性大。 こまめなマスクブロー及び、いざロックした時には、いったんマスク内の空気を吸うような動作で軟口蓋を緩めるテクニックでの対処を検討。 小林さんの耳不調は、マスクブローは出来ていることから、耳管周辺の充血または異物ロックの可能性大。 炎症による充血の場合は、悪化すると大変なので、その場合は潜水や鼻うがいは休止する方が良いかも。 柴田も過去に鼓膜破れからくる中耳炎で3か月程潜れなかったことがあります。つらかった・・・。 |
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