船上引き上げ練習に中井さんが犠牲になりました | |
安田(伸) | 10/6(日) 20:15:17 No.20131006201517 |
海洋練習参加者:青山(リーダー)、中井、一橋、西川、安田伸、安田祥 天気:晴れ 水温:25度 気温27度 風:東の風 2〜3m 波:ほぼなし 流れ:ほぼなし 透明度:6m [ターゲット] 青山 :CNF45m ホワイト 中井 :FIM40m ホワイト 西川 :FIM33m ホワイト 一橋 :FIM30m ホワイト 安田祥:FIM25m ホワイト 安田伸:FIM18m ホワイト [レスキュー練習] 溺者の船上引き上げ練習。 船上から2人がかりで溺者の頭部と脚部を引っ張り上げるパターンと、 単独で引き上げる2パターンをを実施。 後者は体格の違いが大きな影響を及ぼし、 同程度の体重ではおそらく火事場の馬鹿力を発揮しないと厳しい。 今回は訓練に含まれなかったが、ラダーを使った引き上げも 次回以降検討したほうが望ましいだろう。 [通信手段について] 現在は「リーダーの携帯電話を通信用に船上へ持ち込む」 ルールとなっているが、冗長性と同時通信手段の確保の観点から 可能ならばできる限り参加者は携帯電話をクーラーボックスに 携行したほうがよいのではないかという意見が出た。 具体的な理由としては、いざ心肺停止状態になったとき、緊急通報先としては ゑびす屋・118・119などが考えられるが、一刻一秒を争う状態で ベストの選択がいずれかを判断することは難しいということが挙げられる。 また、単一の通信手段に依存すると、電池切れや突発的な故障に 対応できない。 水没リスクも0ではないが、現実的にクーラーボックスが浸水した ケースはおそらく稀(少なくとも安田は見たことがない)ので、 今後推奨していってもよいのではないか。 [安全管理について] 現状では「CBSの作動」が最大の危機であるかのような危機管理だが、 言うまでもなく最悪の事態はダイバーの心停止・呼吸停止状態である。 上記のとおりラダーを使った船上への引き上げはもちろん、 "体格差によって発生する船上引き上げシーケンスの変化"も 認知しておいたほうがよいだろう。 とくにターゲット時は無視しえない。 さらに、少人数で練習を実施している場合、可能な手順は より少なくなってくる。 サポートならびに船上待機者は、 「もしこの人がBOしたら」ではなく 「もしこの人を船上引き上げすることになったら」で 意識しておくと万が一中の万が一が発生した場合、 冷静に対処できるのではないか。 事象としては発生頻度は低いのでリスク保有してしまいそうだが、 厳密なリスクマネジメントの観点からすると保有すべきではない。 工程のシミュレーション(引き上げ・CPR・通報etc)は 今後の練習内容に織り込んでよいだろう。 [CBS設置について] ウエイトを沈める際、潜行ロープが絡まった。 丁寧にカゴから潜行ロープをじわじわと出す手順を徹底。 [その他] 帰路、別行動をとっていた一橋さんらと大阪の新御堂筋で 奇跡的にすれ違った。 |
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