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フリーダイビングとは?
フリーダイビングの概要

フリーダイビングは、潜水器具を使わずに一息でどれくらい潜れるかを競うスポーツです。ヨーロッパでは大変盛んですが、日本ではまだ歴史の浅いスポーツです。元々は海で行われる競技で、垂直方向に何メートル潜れるかを競うコンスタントウェイトと呼ばれる種目がが花形のスポーツです。

現在では海で行う種目が3種目、プールで行う種目が3種目あります。プールで行う種目が今大会で行われる種目であり、下記に紹介している3つとなります。

基本的なルール

■ポイント制

フリーダイビングでは各競技の結果をポイントに換算して、そのポイントによって順位を競います。ペナルティ)が課せられる場合もあります(ポイントがマイナスされる) 。種目ごとにポイントの算出方法が違います。

■申告

フリーダイビングの特徴のひとつに「申告」があります。自分が目指そうとする記録をあらかじめ申告しなければなりません。海洋競技ではこの申告を超えることはできません。プール種目では申告を超えたパフォーマンスを行うことができますが、もしまったく同じ記録が複数出た場合、申告に近いタイム(あるいは距離)の選手が上位となります。

■カウントダウン

各選手の競技の開始時間は事前に厳密に定められています。この時間の2分前からカウントダウンがはじまります。カウントは2分前、1分30秒前、1分前、30秒前、20秒前、10秒前、5、4、3、2、1とアナウンスされ、カウントゼロでは「オフィシャル・トップ」と言います。選手はオフィシャルトップ後、定められた時間内に競技を開始しなければなりません。

■サーフェス・プロトコル(SP)

サーふぇすプロトコル

競技を終えた後、選手は必ず定められた手順で自分の意識がはっきりしていることをジャッジに示さなければなりません。1.顔面の装備をはずし、2.片手でOKサインを出し、3.「I'm OK.」 もしくは「I am OK.」とはっきり言う。この順番通りに、なおかつ水面から顔が上がってから15秒以内に行わなければなりません。

■判定

競技の判定にはホワイト、イエロー、レッドの3種類の結果があります。ホワイトは競技成功の場合、イエローはなんらかのミスがあり、ペナルティ(減点)があった場合、レッドは失格(その種目のポイントはゼロ)です。

 

スタティック競技スタティック

 


どれだけ息を止めていられるかを競う競技です。

単純ですが、それだけに奥深い競技です。メンタル面が結果に大きく影響します。競技前の選手の集中する様子を静かに観察してみてください。

1秒を0.2ポイントに換算します。

ダイナミックウィズフィン競技 ダイナミックウィズフィン

 

 


息を止めてで水平に何メートル泳ぐことが出来るかを競う競技です。足ひれを着けて泳ぐのが「ウィズフィン種目」です。最近では魚やイルカのヒレのような「モノフィン」と呼ばれる大きな1枚のフィンが主流となっています。効率よく泳ぐことが求められますので、上級者の泳ぎはなめらかで美しいです。1mを0.5ポイントに換算します。

ダイナミックウィズアウトフィン競技 ダイナミックウィズアウトフィン

 

 


こちらも息を止めて水平に何メートル泳げるかを競う競技ですが、足ひれを使わない「ウィズアウトフィン」という種目です。

体力的に過酷な種目です。フリースタイルですので、選手によって色々なスタイルで泳ぎます。ウィズフィンと同じく1mを0.5ポイントに換算します。

注意事項

フリーダイビングを専門的な安全管理体制なく安易に真似すると命に関わる事故につながる恐れがあり、大変危険です。 興味をもたれた方は、決して単独で練習せず、専門のインストラクターの元で体験・練習してください。

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