カモメさんありがとう!どうぞ、安らかに…。 
原田(ちゃっぴー) @大阪府 9/1(火) 22:32:24 No.20090901223224
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2009/8/30(日)
ポイント:神子わかめポイント
天気:曇りのち晴れ
時間:9:30〜14:00
風:若干あり
流れ:うねりあり
透明度:8m
水温:26℃
参加者:金澤さん(リーダー)、カズさん、mayuさん、さなさん、山田さん、原田
見学者:ちびかっぱさん


この日も、わかめポイントまで金澤さんの往復運転で移動。
先に男性陣&機材が出発し、追っかけ女性陣が到着した時点でもう
準備が整っており、すぐにでもエントリーできる状況だったので、
ラッキ〜♪…と、女性陣で喜んでいたところ、山田さんとカズさんから「女性陣が先に来なくて良かったよ。カモメが船上で朽ち果ててて…なんだか不吉…。」と聞きました。
私たち女性陣が到着する前にカモメを弔ってくださったとのこと。
どうしてカモメは、我々の船を最後の場所に選んだの?
それを聞いて、私的には少し気持ちが…↓


そして、2班に分かれてウォーミングアップ開始。

☆金澤グループ:カズさん・原田 … 競技用ロープ使用
☆山田グループ:mayuさん、さなさん … フロート使用

各自のウォーミングアップも終盤になり、そろそろターゲットへ…という時に、山田さんの「落とせ!落とせ!」という大声で山田グループに何か異変があったことに気づきましたが、一見3人とも無事な様子。誰かがBOしたわけでもなさそうだし、一体なにがあったのか訳がわからないまま、金澤グループは山田グループへ向かいました。
行ってみると、ボトムを落とすまいと必死でロープを掴み、船上へ引き上げようとしていることがわかったので、金澤グループも応援に加わり(原田は、役にたっていたのか足をひっぱっていたのかわかりません)ボトムとウエイトのロストは免れました。
この日は、フロートが船からかなり離れた位置にあったので、大変な作業でした。
とりあえず、全員船に上がろうということになり、改めてフロートを確認して唖然となりました。
なんと!フロートとロープを繋いでいる根元(良くみればプラスチック)ごと折れてしまっているのです。
冷静になり、考えれば考えるほど恐ろしい事態に、すっかり意気消沈してしまいました。

それから、皆が落ち着くのに時間がかかりそうなこともあり、反省会をしました。
金澤リーダーから「本日のターゲットは中止にしましょう」という提案があり、皆、異存なくターゲットを中止することに決定。

うねりがあったせいか船も結構な揺れだったので、ちびかっぱさんの見学もリタイアした方が良いということになり、金澤さんが港まで送って戻ってくるまでのあいだ、あくまでもリラックスするためにおやつを食べながら待機。
この時、いなくなった仲間を探しに来たのか、やたらカモメたちが我々の船に近づいてきて、ミャーミャー鳴きながらしばらく船から離れませんでした。

金澤さんが戻ったころ、皆も平静に戻っていたので、気を取り直して練習再開!
フロートが使えないので、競技用ロープと反対側のロープを使用しての練習となりました。
ウォーミングアップ時にはターゲット前ということもあり、金澤さんもカズさんも20m前後でのアップだったのでわからなかったことなのですが、この時の練習で金澤さんが競技用ロープのボトムを確認したところ、ボトムとプレートとウエイトがごちゃごちゃに絡まっておりこのままの状態でターゲットを行っていたら、ラニヤードとカラビナが引っ掛かる可能性も大だったとのこと。
金澤さん曰く、今日は、ターゲットを中止して良かったと。

やはり、不吉な予告をカモメさんが運んできてくれたのかも知れません。
ここのところ、血の雨が降ったりしたことも、なにかの前兆だったのかも知れません。

練習後、30mでBOしたことを想定し、CBSを作動→溺者を船上まで引き上げ→緊急連絡先へ電話という一連の流れでレスキューの練習を行いました。
・溺者役…金澤さん サポート…さなさん
金澤さんが潜行開始後、サポートのさなさんが浮上後CBSを作動させてください!との指示。さなさんの指示で、サブサポートで青山さんが潜行、ランヤードをリリース。山田さんはCBS作動後、船尾のはしごを撤去し溺者引き上げの準備。mayuさんは緊急連絡先へ電話。さなさんも船上でロープ引き上げ、私は、競技用ロープの反対側に回りロープを引っ張ること、かなりしんどい。。。www
実際にトラブルがあったことで、皆、鬼気きわまるド迫力のレスキューでした。
金澤さんは、船上に引き上げられる際にあちこち頭をぶつけられたそうで…大変、申し訳ございませんでした。
もう1回やりましょう!と、mayuさんからの提案で、同じ流れでまたまたレスキュー練習。前回、クーラーBOXの中身が乱雑すぎてなかなか携帯電話を探すことができなかったmayuさんの逆鱗にふれたせいで、この時、緊急連絡先への連絡は私の役目だったのですが、
(mayuさんが、事前に携帯を隠していたので)なかなか携帯電話を見つけることができませんでした。

レスキュー練習後、皆さま心身共にお疲れのご様子。
船底の掃除はもうやめましょうよ…と、いう気持ちになっていたところ、金澤さんの「ダウンをかねて、少しだけでも船底の掃除を」
その言葉で疲れも一蹴、金澤さんがもう終わりにしましょうと言っているにもかかわらず、皆さん、掃除も頑張ってやり遂げました!

大変な一日でしたが、本当にお疲れ様でした!


ゑびす屋さんへ戻り、ランチを兼ねてのデブリーフィング


★サブテーマ

 ・ランヤードつけ忘れをのチェックをサポートは怠らないようにしよう
 ・メンバーのランヤードの構造を知る必要があるのでは?
  今後、バディ同志で確認しあうようにしよう
 ・力のいるレスキュー練習の時は、自由練習後に行うようにする
 ・ランヤードをバディが水中でリリースする練習も必要
 ・競技用ロープを沈める際、きれいな形をしているか確認しながら慎重にする

そして!
 ・道具のチェックリストを作成する
  カテゴリーを分けて大・中・小分類で優先順位順にチェック
てなことで、mayuさんの役職が【道具取締役】に決定しました!
早く、プロフィールを役職付でUPしてくださいね。(^^)/


★メインテーマ

 ・緊急時の連絡先をクーラーBOXの裏ぶたに貼り付ける
 ・携帯電話はクーラーBOX内のわかりやすい場所に設置する
 ・折れたフロートのプラスチック部分を大きなカラビナに替えてはどうか?
 ・フロートと船を繋ぐロープを5m位までにしておく
 ・いつも船上に無造作に置いている荷物を緊急時に備え整理しておいてはどうか?
 ・今後の課題…ヒヤリハットを防止する積み重ねが大切
 ・水中から引き揚げの際、浮上後にランヤードをリリースする方が安全ではないか?


≪最後に原田の反省≫

実にいろいろなことがあったので、書き漏れていることが多々あると思います。どうか、追記してやってください。
まだ、私の頭の中は、くるくると回っている状態です。
私的には、レスキューの練習は好きでなかったのですが、今回のことで、しみじみ必要性を痛感しました。今まで以上に、真剣に取り組もうと思います。

まだまだ、上手くサポートできずにいます。
…カズさん、ごめんなさい。

それから、『名無しのごんべえ号』に名前をつけてあげてはどうでしょうか?

この日、ターゲットで18mを目標にしていましたが、中止となり自己ベストは見送りとなりましたが、自由練習時、14m順調に潜行できたので、次回のターゲットへの自信に繋がりました。
いろいろとありましたが、たくさんのことが学べた有意義な練習会でした。

1.  海河童     9/5(土) 08:02:15 No.20090901223224-1
なにはともあれ、みんなそれぞれ失敗・反省点はあったものの、
混乱した状況の中がんばってくれたおかげで、大事に至らなくて
よかったです。
起こってしまったことは仕方ないので、この経験をいい方向に
生かしていきましょう。

さて、デブリーフィングでの内容について、重複になる部分も
ありますが、「事故予防」の観点のみ補足しておきます。

【今回のトラブルから考える、今後の改善案】
   (とりあえずブレインストーミング的に案だしした結果)
  ・器材の定期点検が必要だが、その際に(点検ポイントの)チェックリスト
    が必要。  (※補足 作成することに決定)
  ・フロートを、強度の高いものに買い替え。
              (※補足 9/5時点で まずは1つ、発注・納品済)
  ・プラスティックの部分をカラビナ等に変更。
              (※補足 9/5時点で、カラビナ等をいくつか購入済)
  ・万が一、プラスティックの部分が壊れても問題ないように、
      - ロープでフロートを1周させて潜降ロープにひっかけておく。
      - 潜降ロープをフロートの取っ手部分にも結び付けておく。
        (これまでも実施していたが、その必要性が全員に伝わっていな
        かったため、今回にかぎって忘れられていた)
  ・ロープが切れる恐れへの対応として、
      - 定期的にロープを点検
      - 一定時期たったら、見た目上問題なくとも、廃棄する。
  ・フロート内のタイヤチューブが避けてしまう恐れへの対処
      - タイヤチューブとは別の浮力体を入れておく(2重化)
               → まさに最近検討中の事項でした。
      - フロートの取っ手と船とを結ぶロープの長さを長くしすぎない。
        (ex. 5m程度までとする。これにより、最悪チューブが裂けたと
        しても、潜降ロープが落ちるのは5mだけに留められる)
      - 潜降ロープと、船とフロートを結ぶロープとを、1本のロープにする。
               → ロープの買い替え後に検討予定。


今回のトラブルについては、これからじっくりと分析していき、
根本原因から改善していきたいと思いますので、みなさんまた
ご協力をよろしくお願いします。


2.  ちびかっぱ (30〜39才) @三重県    9/5(土) 20:34:09 No.20090901223224-2
本当にホントに本当に、大事にいたらなくてよかったです。
これからも万が一何かあった際も、みんなで乗り越えながら、
安全で楽しく練習をしていきたいですね(^-^)

かもめさん、どうぞ安らかにお眠りください・・・


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